ASD (アスペルガー症候群)の、仕事を楽にする心がけとは。

 

こんにちは。

今回この記事を読んでいるあなた、仕事をしている中で、なんでこんなしんどいんだろうもしかして自分はアスペルガーなんじゃないだろうかと思うことはないだろうか。

 

そんな悩みを持っている方に、発達障害当事者の私が仕事で蓄えてきてきた
仕事がしんどい人向けの仕事術をお伝えしようと思う

自分が実際に実践して改善してきたことばかりだから、根拠は十分にある。

 

仕事で誰でもすぐに使える仕事術を5つ紹介するので
この記事を読み終えた後は、仕事に前向きに取り組めるようになれれば幸いだ。

 

 

結論、仕事をうまく進められるようになるには、いかに無駄な「思考」を減らすかだと思う。なぜなら、アスペルガーの人はワーキングメモリが健常者より少ないため
他のことに気を取られてしまうと、途端に仕事の効率が落ちてしまうからだ。

 

私が無駄な思考を減らすためにやっていることは下記の通り。

  1. 5分以内に片付く仕事はすぐに片付ける
  2. 10分以上かかる仕事は、カレンダーにすぐに反映する
  3. タスク管理は予定表で
  4. 成果物のイメージが明確になるまで依頼者に質問する
  5. 頭を使う仕事と、惰性でやる仕事を明確に分ける

それではそれぞれ詳細を書いていく。

 

1.5分以内に片付く仕事はすぐに片付ける

 

これは文字通り、すぐに対応できることは真っ先にやろうということだ。

実際5分程度でできる仕事を後回しにすると、まず確実に忘れる。

かといってメモに書いておくのも、その労力が無駄だ。

メモを書く時間や、後回しにする時間があればその時間でさくっとやってしまおう。

そうすればもっと時間を「重要なことの思考」に使えるようになる

 

2.10分以上かかる仕事は、カレンダーにすぐに反映する

 

10分以上かかるということは、すぐ終わらない仕事ということだ。

暇ならすぐに取りかかってもいいが、おそらくみんな暇ではないと思うので

忘れないうちにすぐ、予定に入れてしまおう。一旦どこかにまとめておいて

あとでどこでやるか考えようだと無駄な「思考」が発生する。

無駄な「思考」を減らすために、時間がかかる予定は、すぐに予定に入れて

時間が来るまで頭の中から消し去ってしまおう。

 

3.タスク管理は予定表で

 

これも要は、「思考」の量を減らすためである。タスク管理がTODOリストだと、優先順位も付けづらいし、どのタスクにどれだけ時間をかけるかがわかりにくい。

ぱっと一覧でかける時間と優先順位をわかるようにして「思考」の時間を減らそう。

 

 4.成果物のイメージが明確になるまで依頼者に質問する

 

成果物が明確でないのに仕事を進めるほど、無駄な「思考」はないと思う。

上司でも同僚でも、仕事を頼まれた時点で、いつどんな状態でどう渡したらいいかを

詳細に確認しておく必要がある。そこを明確にしておかないと、これでいいのかな?という無駄な「思考」が発生する。最初の時点で全て握っておこう。

 

5.頭を使う仕事と、惰性でやる仕事を明確に分ける

仕事に優劣はないと思うが、頭を使う仕事と惰性でやる仕事を明確にしよう。

全部に頭使ってやれと当然言われるだろうが、ワーキングメモリが少ない私たちにとって、全部に頭を使うのは正直自殺行為だ。

勘所を見極めて、惰性でやって最低限の成果で良いものと頭を使って良い成果を出すものを明確にしよう。

 

 

以上である。

 

もう一度仕事術を再掲すると

  1. 5分以内に片付く仕事はすぐに片付ける
  2. 10分以上かかる仕事は、カレンダーにすぐに反映する
  3. タスク管理は予定表で
  4. 成果物のイメージが明確になるまで依頼者に質問する
  5. 頭を使う仕事と、惰性でやる仕事を明確に分ける

の5つになる。

 

是非どれか一つからでも取り組んで見てほしい。

 

最初はあまり実感できないかもしれないがだんだんと効果がわかってくると思う。できる限り無駄な「思考」を減らして重要なことに頭を使おう!!