発達障害 ワーキングメモリ少なすぎる問題

発達障害の人で、仕事ができなくて困っている人が多いと思う
その原因の一つとしてワーキングメモリが少ないことがある。
私も仕事で色々困りごとがおおく、だいぶ苦労したが今から書くことを地道に実施していったら、仕事に苦労しなくなった。
この記事では、そもそもワーキングメモリとは何かと、それをどうにかするための心がけを書いていく。記事を読み終えると、明日から少し前向きに仕事に取り組めるだろう。

 

そもそもワーキングメモリとは何か?
短い時間に頭の中で情報を保持して、それを処理することを差している。
日常生活で考えると、作業机のイメージが近い。
発達障害は、この作業机が健常者より狭いからその分仕事での困りごとが多くなってい

る。

 

考えられる困りごとは
①仕事の優先順位がつけられない
②差込の仕事が入ると焦る、パニックになる
③集中力が続かず、時間通りに仕事が終わらない
のあたりだろう。

 

読んでいる皆さんもいくつか当てはまることがあるのではないだろうか。

ではこれをどう改善していくかを整理していく。

 

①仕事の優先順位がつけられない
原因:重要度と緊急度が明確になっていない
対策:仕事を受けるときに、他のタスクと比較して
   重要度と優先度を自分でラベリングする
   自分でできなければ周りに頼る

これに関しては健常者の人でも大いに悩んでいる人も多いだろう。
無数の仕事が振られる中で、どれを優先して進めるかは
判断基準がない状態でやるのはなかなか難しいと思う。

判断基準ができるまでは、自分なりに優先順位付けをして
上司や先輩に聞いてみるのが良いと思う。自己流はまず間違いなく火傷する。

 

②差込の仕事が入ると焦る、パニックになる
原因:気がとられてしまっている、相手の言葉を真に受けてしまっている
対策:今やっている仕事がひと段落するまでは手をつけない
   ちゃんと納期やクオリティを握る、自分の状況を伝える

忙しく仕事をしているときに、さらに仕事が入るとパニクる
それが急ぎのものだと尚更だ。

これに関しては今の仕事を中途半端に投げ出さず、まず目の前の仕事にケリをつけ
また急ぎの差込なら、ちゃんと自分の仕事の状況を伝えた上で納期やクオリティを握れば
そこまで恐れることはないだろう。中途半端に、闇雲にやるのが一番の問題。

 

③集中力が続かず、時間通りに仕事が終わらない
原因:いろいろなことに気が散っている、時間内に終わらせようという気がない
対策:通知系を切って、確認は1時間に1回のようなマイルールを作る
   自分で自分にこの時間でやり切ると約束する

これは皆んなよくあることだと思う。
原因は②にも少し関連していて、要は目の前の仕事だけに集中できていないからだ。
気が散るものは消して目の前のことに集中しよう。
自分で時間を区切るのも忘れずに。時間があればそれを使い切ろうとするのが人の常である。

 

 

以上、ワーキングメモリ不足に起因する仕事の悩みについてまとめてみた。
自分でも上記を意識するようになってからだいぶ仕事が進めやすくなった。
仕事で悩んでいる人は是非試して欲しい。ではまた。